私にとってはめちゃくちゃ嬉しいご報告です。 2013年に私の笑いヨガの初めての本『ボケないための笑いヨガ』(春陽堂)が出ました。
3刷7000部で止まっていましたが、2022年5月、改訂版で再刊となりました。
「人生100年時代」
今こそ、笑うだけで健康になれ、脳にも優れた笑いヨガの本をこのままのタイトルで再度出版しようと春陽堂書店さんが、再刊を決めてくれ、私は小躍りして1章書き足しました。「100歳!?私はそんなに生きなくっていいわ!」と今は思うかもしれません。
日本人の平均寿命は、女性87.84男性81.64歳です。
1963年に百寿者調査が始まったとき、全国で153人しかいなかった100歳越えの人は、2020年に80450人、そして2021年は86510人でした。今年は9万人を超え、2023年には10万人超えも目前です。
平均寿命を見ても、100歳迄とはいかなくても、90代迄生きる可能性は大いにあるのです。
一方で、2020年の65歳以上の高齢者の認知症は16.7%で約602万人。
6人に1人が認知症だという結果が出されています。
当然年齢が高いほど認知症になる確率は上がりますが、90代で6割近くが認知症であると診断されているものの、100歳を過ぎても30%以上の人が認知症ではありません。
認知症予防をしっかりして、何歳になっても自分らしくいられることは必須です。
認知症予防に大切なのは「運動」「栄養」「休息」「交流」です。
『ボケないための笑いヨガ』は、運動としての笑いヨガがたくさん紹介されています。
笑いヨガは、自律神経を整え休息にも食欲の正常化にも役立つし、交流ツールとしては最高のものです。
改訂版では、それに加え、認知症になるリスク要因について、2017年の世界的に権威あるランセット委員会の研究結果について紹介しています。
その結果を見ると、笑いヨガがとても合理的で手軽な認知症予防の方法であることに納得していただけるはずです。
ご自身のためだけではなく、高齢のご家族やお友だちへのプレゼントとして進めていただければ幸いです。
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